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慣用色名 色彩検定2級

カード 61枚 作成者: redshoulder_333 (作成日: 2015/02/09)

  • 以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。
    鴇色
    ときいろ


    lt24+ (7RP7.5/8)

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教材の説明:

慣用色名 色彩検定2級 (和色名31色 外来色名30色) 公式テキスト準拠。 トーン記号、ならびに画像は参考用です。

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  • 1

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 鴇色 ときいろ

    補足(例文と訳など)

    • lt24+ (7RP7.5/8)

    答え

    • 明るい紫みの赤

    解説

    江戸時代まで鴇はどこでも見られる鳥だったらしい。全体の体色は一見白に見えるが、 この鳥が飛ぶとき、翼の内側や風切羽、尾羽などが明るいピンク色をしていることがわかる。 その色からとられた近世和装で流行した色名。

  • 2

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 蘇芳 すおう

    補足(例文と訳など)

    • d2 (4R4/7)

    答え

    • くすんだ赤

    解説

    インド・マレー半島などを原産地とするマメ科植物の芯材を原料とし、その煎汁を染料として 染めた色の色名。マレー語のsapangの音に中国人が漢字をあてたのでいろいろな表記がある。 この染料は奈良時代にすでに日本に渡来していた。

  • 3

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 弁柄色 べんがらいろ

    補足(例文と訳など)

    • dk4 (8R3.5/7)

    答え

    • 暗い黄みの赤

    解説

    インド東部のベンガル地方で産出する天然の酸化鉄顔料に由来する。ベンガルのあて字なので いろいろな表記がある。酸化第二鉄顔料の一般的色名として江戸時代には広く用いられるようになった。

  • 4

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 黄丹 おうに

    補足(例文と訳など)

    • b4 (10R6/12)

    答え

    • つよい黄赤

    解説

    養老2年(718年)に皇太子の礼服の色として制定されて以来、現在まで続いている染色の色名で、「おうに」 とも「おうたん」とも読む。紅花と梔子(くちなし)で染めたオレンジ色で、長い間、臣下の服色としては 使えない禁色(きんじき)とされていた。

  • 5

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 桧皮色 ひわだいろ

    補足(例文と訳など)

    • g4 (1YR4.3/4)

    答え

    • 暗い灰みの黄赤

    解説

    桧(ひのき)の皮のような茶色の色名。桧の皮を染料にしたわけではなく、黒みのある蘇芳の染色の 色名といわれている。平安時代以来の伝統的な色名。

  • 6

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 韓紅花 からくれない

    補足(例文と訳など)

    • v1,v2 (1.5R5.5/13)

    答え

    • あざやかな赤

    解説

    中国江南の地域を日本では呉(くれ)と呼んだ。その呉の地から渡来した染料という意味で紅花の赤を 「呉藍(くれない)」と呼んでいた。舶来の色というよりはむしろ赤い色を強調する意味で韓の字があてら れたとのこと。平安時代から使われるようになった伝統的な色名である。

  • 7

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 鳶色 とびいろ

    補足(例文と訳など)

    • dk4 (7.5R3.5/5)

    答え

    • 暗い黄みの赤

    解説

    江戸時代の前期から用いられるようになった茶色染色の色名。大空を旋回する鳶の羽根のような色のこと だが、鳥の羽根の色からとられた色名としては鶸色(ひわいろ)に次いで古い。

  • 8

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 海老茶 えびちゃ

    補足(例文と訳など)

    • dk4 (8R3/4.5)

    答え

    • 暗い黄みの赤

    解説

    葡萄(ぶどう)の古名を「えび」といった。平安時代の「えびいろ」は山葡萄の果実のような暗い赤紫のこと。 近世に葡萄を「えび」とは読まなくなったので、伊勢海老の色が連想されて、その茶色みがかった色を 海老茶といった。

  • 9

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 代赭 たいしゃ

    補足(例文と訳など)

    • d4 (2.5YR5/8.5)

    答え

    • くすんだ黄赤

    解説

    中国の山西省代州産の赭土(あかつち)が昔から有名であったため、天然の酸化鉄顔料を代赭というようになった。 それが酸化鉄顔料の一般的な通称になり、その色を代赭と呼ぶようになったという。

  • 10

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 柑子色 こうじいろ

    補足(例文と訳など)

    • lt6+,b6 (5.5YR7.5/9)

    答え

    • 明るい黄赤

    解説

    甘い果実を意味するコウジミカンの実のような色を表す平安時代からの伝統的な色名。「こうじ」は 「かんじ」の変化した語とのこと。蜜柑色(みかんいろ)、オレンジ色などの元祖。日本語の黄赤を代表する 古い色名である。

  • 11

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 朽葉色 くちばいろ

    補足(例文と訳など)

    • g6 (10YR5/2)

    答え

    • 灰みの赤みを帯びた黄

    解説

    平安中期から広く用いられてきた伝統的な色名で、朽ちた落ち葉のような色を表す。この色を中心に、 赤みがあれば赤朽葉、黄みは黄朽葉、緑みがあれば青朽葉と呼び分けた。ほかにも朽葉のつく色名が いくつかある。伝統的な色名の中でも特に晩秋の季節感が濃厚な文学的色名。

  • 12

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 刈安色 かりやすいろ

    補足(例文と訳など)

    • lt8+ (7Y8.5/7)

    答え

    • うすい緑みの黄

    解説

    奈良時代から黄の染色に用いられてきたイネ科の刈安草は、刈りやすいからこの名がつけられたという。 単独で黄を染めるほか、緑を染めるための藍の下染めによく用いられた。古来の染色技術から生まれた 伝統的な色名。

  • 13

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 海松色 みるいろ

    補足(例文と訳など)

    • g10 (9.5Y4.5/2.5)

    答え

    • 暗い灰みの黄緑

    解説

    磯の岩に生える海藻の一種で「万葉集」にも海松が出てくるほど、この藻は食用として広く知られていた らしい。海松を「みる」とは読めなくなったのですっかり忘れられてしまったが、中世以降、海松色は オリーブグリーンの色あいを表す、伝統的な色名の代表だった。

  • 14

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 常盤色 ときわいろ

    補足(例文と訳など)

    • dp12 (3G4.5/7)

    答え

    • こい緑

    解説

    松や杉のような常緑樹の色を表す色名。中世から用いられた緑の美称で、英語のevergreenの同類である。

  • 15

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 緑青色 ろくしょういろ

    補足(例文と訳など)

    • d12 (4G5/4)

    答え

    • くすんだ緑

    解説

    石緑(せきりょく)、孔雀石(くじゃくいし)からつくられる緑色顔料の色名。炭酸銅、水酸化銅などを主成分 とする。銅の錆のような緑のことでもある。岩絵の具の代表的な緑の色名としても知られている。

  • 16

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 琥珀色 こはくいろ

    補足(例文と訳など)

    • d6 (8YR5.5/6.5)

    答え

    • くすんだ赤みの黄

    解説

    琥珀は植物の樹脂が化石になったもので、古名は赤玉、または「くはく」といった。日本語の色名に 宝石からとられたものは珍しいが、これは数少ない例の一つ。しかし、色名として用いられたのは近代のこと で、主に酒類の色を形容するのに使われることが多い。

  • 17

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 鬱金色 うこんいろ

    補足(例文と訳など)

    • v7 (2Y7.5/12)

    答え

    • つよい黄

    解説

    ショウガ科の多年草ウコンの根で染めた黄の色名。原産地の熱帯アジアではサンスクリットのcurcumaがこの 植物の学名になっているほど古くから知られていたが、日本では中世末から用いられるようになり、今でも たくあん漬やカレー粉の着色に使用されている。

  • 18

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 黄蘗色 きはだいろ

    補足(例文と訳など)

    • lt10+ (9Y8/8)

    答え

    • 明るい黄緑

    解説

    ミカン科の落葉高木キハダの樹皮の内皮の黄色素を染料として染めた色の色名。防虫効果があるところから 奈良時代から染め紙に用いられ、藍との重染で緑や藍色の染色にも用いられていた。やはり古来の染色材料 を記録する伝統的な色名の一つ。

  • 19

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 鶸色 ひわいろ

    補足(例文と訳など)

    • b10 (1GY7.5/8)

    答え

    • つよい黄緑

    解説

    中世の色名で、このような黄緑色をした小鳥の羽根の色から名づけられている。鳥の羽毛からとられた 色名としては古くから用いられている。カナリアが渡来する前は唯一の黄色い鳥だったので金糸雀色と 書かれている例もある。

  • 20

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 鉄色 てついろ

    補足(例文と訳など)

    • dk14 (2.5BG2.5/2.5)

    答え

    • ごく暗い青緑

    解説

    焼いた鉄の肌のような暗い緑みの青をなぜか鉄色という。鉄は「くろがね」と通称されるのだが、 英語の鉄(iron)もブルーかグレイである。江戸後期の染色に緑みのある青には鉄を修飾語にした 染色色名がよく見られる。

  • 21

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 新橋色 しんばしいろ

    補足(例文と訳など)

    • lt16+ (2.5B6.5/5.5)

    答え

    • 明るい緑みの青

    解説

    明治末から大正にかけて流行した、東京・新橋の芸者衆が好んで着用した着物の色から生まれた 色名。新興地の芸者は新しいもの好きで、彼女たちがいち早く化学染料を取り入れたため、それが 人目をひいたのだろう。ローカルな町名が色名になった珍しい例。

  • 22

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 瓶覗 かめのぞき

    補足(例文と訳など)

    • ltg16 (4.5B7/4)

    答え

    • やわらかい緑みの青

    解説

    別名「のぞきいろ(覗き色)」。糸や布が藍瓶をちょっと覗いただけという意味だから当然ごく薄い藍染め の青になる。中世には一入染(ひとしおそめ)といわれた。

  • 23

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 藤色 ふじいろ

    補足(例文と訳など)

    • lt20+ (10PB6.5/6.5)

    答え

    • 明るい青紫

    解説

    フジの花房の色からとられた藤色は、明るい青紫を表す代表的な色名。平安時代から使われている伝統的な 色名で、清少納言の一節にも「めでたきもの」の典型としてフジの花が登場している。

  • 24

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 銀鼠 ぎんねず

    補足(例文と訳など)

    • Gy-6.5 (N6.5)

    答え

    • 明るい灰色

    解説

    銀は「しろがね」と呼ばれ、色の形容としては白の美称でもあったから、白に近い灰色の色名になった。 江戸時代の無彩色を代表する色名は灰色ではなく鼠色で、グレイがもっていた古来の不吉なイメージを 鼠と呼び変えることで流行色の色名にしてしまった。

  • 25

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 利休鼠 りきゅうねずみ

    補足(例文と訳など)

    • g12 (2.5G5/1)

    答え

    • 緑みの灰色

    解説

    茶道の完成者、千利休好みの鼠色ということだが利休本人が名づけたわけではない。後世の利休のイメージから 生まれた色名。碾茶(ひきちゃ)の連想から利休は緑みのある色の修飾語になり、利休のついた色はすべて 渋い緑みの色である。

  • 26

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 納戸色 なんどいろ

    補足(例文と訳など)

    • d16 (4B4/6)

    答え

    • つよい緑みの青

    解説

    納戸(物置部屋)の暗がりの色、納戸の幕の色、納戸方の役人の衣服の色など、この色名の説明には諸説があるが、 一度にたくさん藍染めをしてそれを納戸にしまっておいたから、という説もある。江戸時代の代表的な 藍染めの青の色名。

  • 27

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 縹色 はなだいろ

    補足(例文と訳など)

    • d18 (3PB4/7.5)

    答え

    • つよい青

    解説

    縹は漂から転じた字で藍汁の中に糸がただようことを表していたそうだ。もとはうすい青のこと。藍染めの 代表的な青を表す色名。奈良時代から用いられた古い色名だが、中世には花田とも書くようになり、近世には 花色になった。この花は露草の青い花のことである。

  • 28

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 江戸紫 えどむらさき

    補足(例文と訳など)

    • d20 (3P3.5/7)

    答え

    • こい青みの紫

    解説

    紫を染める紫草は「伊勢物語」以来、武蔵野の名草とされていたから、名物の少ない新興都市江戸では 紫の染色は江戸っ子の自慢の種で、江戸名物を取り上げた蜀山人の狂歌や川柳にも紫が入っている。 伝統的な京紫より青みがあるといわれている。

  • 29

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 古代紫 こだいむらさき

    補足(例文と訳など)

    • d22 (7.5P4/6)

    答え

    • くすんだ紫

    解説

    江戸紫のような近世の紫は今紫、それに対して伝統的な昔ながらの紫を古代紫と称した。この区別を必要と したのは今紫ができたから、とういことでこれも近世の色名ということになる。

  • 30

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 茶鼠 ちゃねずみ

    補足(例文と訳など)

    • g6 (5YR6/1)

    答え

    • 黄赤みの灰色

    解説

    華美を禁じられた江戸時代に、四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)として大流行した粋とされた色の 一つ。当時は茶気鼠(ちゃけねず)といわれた。系統色名では黄赤みの灰色となっているが、いい換えると 茶色みの灰色である。

  • 31

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 煤竹色 すすたけいろ

    補足(例文と訳など)

    • dkg6 (9.5YR3.5/1.5)

    答え

    • 赤みを帯びた黄みの暗い灰色

    解説

    煤けて赤黒くなった竹というと、煤払いに用いた竹のことらしい。青竹や若竹の色名より煤竹のほうが 早くから色名になっているのは庶民生活の身近にあったせいだろう。江戸時代以前の近世初期にすでに この色名が登場している。

  • 32

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 オールドローズ old rose

    補足(例文と訳など)

    • sf2 (1R6/6.5)

    答え

    • やわらかい赤

    解説

    イギリスのビクトリア朝でもてはやされた流行色の色名。園芸のオールドローズとは別の意味で、 古い、昔の、という形容は、色ではくすんだ、グレイッシュということになる。つまりややくすんだ 灰みのバラ色ということ。

  • 33

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 マルーン maroon

    補足(例文と訳など)

    • dk2 (5R2.5/6)

    答え

    • 暗い赤

    解説

    スペイン産の大粒の栗の名前がイタリア語でマローネ、フランス語でマロン、18世紀の末に英語で マルーンになったという。英語に栗の実の色のチェスナットブラウン(chestnutbrown)があるのだが、 マルーンの名前でそれより赤みのある色をいうようになった。

  • 34

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 チャイニーズレッド Chinese red

    補足(例文と訳など)

    • v4 (10R6/15)

    答え

    • あざやかな黄赤

    解説

    天然の朱で古来有名なのは中国辰州の硫化水銀の原鉱「辰砂(しんしゃ)」。その名前、シンナバーまたは チャイニーズバーミリオンは14世紀に登場。チャイニーズレッドは、そのイミテーションの色名。 19世紀から使われるようになった。

  • 35

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ローシェンナ raw sienna

    補足(例文と訳など)

    • dp6 (4YR5/9)

    答え

    • つよい黄赤

    解説

    イタリアのトスカナ地方の土は良質の天然顔料の産地として昔から有名で、その中心都市シェンナの名前で 呼ばれてきた。練り合わせるのに大量の油を消費するので不経済だといわれたが、フレスコ画にはたいへん 重要な絵の具で、その色名がローシェンナ。

  • 36

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 エクルベイジュ ecru beige

    補足(例文と訳など)

    • p6+ (7.5YR8.5/4)

    答え

    • うすい赤みの黄

    解説

    エクルもベイジュもフランス語。エクルは「さらしていない」「生の」という意味。ベージュも未加工の 羊毛のような色のことで、二つ合わせても生成り色ということ。それが19世紀にファッションカラーとなり、 薄茶色の染色の流行色の色名になってしまった。

  • 37

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ポピーレッド poppy red

    補足(例文と訳など)

    • v2 (4R5/14)

    答え

    • あざやかな赤

    解説

    ポピーは日本語ではヒナゲシのこと。イギリスでは麦畑に自生するありふれた花らしい。 花の色には赤、ピンク、白などがあるが、そのうちの赤い花が英語の色名として選ばれた。色名に なったのは比較的早く、1705年といわれている。

  • 38

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 テラコッタ terracotta

    補足(例文と訳など)

    • d4 (7.5R4.5/8)

    答え

    • くすんだ黄みの赤

    解説

    イタリア語で「焼いた土」の意味だが、素焼きの陶器などの色のことにもなる。テラコッタは古くから 用いられていたが、それが英語の色名語彙の中に取り入れられるのは19世紀の終わり近くのことで 比較的新しい色名である。

  • 39

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 バーントシェンナ burnt sienna

    補足(例文と訳など)

    • d4 (10R4.5/7.5)

    答え

    • くすんだ黄赤

    解説

    酸化鉄とコロイド珪酸を含む特性によって知られるイタリアのトスカナ地方の土は、天然顔料として 昔から塗料、絵の具に用いられてきた。その土を焼いて赤みのある褐色絵の具にしたものをバーントシェンナと 呼んだ。今は類似の顔料の色の一般的色名である。

  • 40

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 タン tan

    補足(例文と訳など)

    • d6 (6YR5/6)

    答え

    • くすんだ黄赤

    解説

    カシ、ナラなどの樹皮から採取した汁はタンニン酸を含み、皮をなめすのに使用された。そのなめし皮が タン皮であり、その色がタンと呼ばれた。16世紀にはすでに英語の色名として記録されている。

  • 41

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ゴールデンイエロー golden yellow

    補足(例文と訳など)

    • b6 (7.5YR7/10)

    答え

    • つよい赤みの黄

    解説

    初期ルネッサンスの絵画では聖人を表す光輪は金泥絵の具で描かれていたが、盛期ルネッサンスには 黄金の輝きに黄の絵の具が使われるようになった。goldもyellowも語源は同じだが、16世紀頃、金色を 感じさせる黄をゴールデンイエローと呼ぶようになったらしい。

  • 42

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 アンバー amber

    補足(例文と訳など)

    • d6 (8YR5.5/6.5)

    答え

    • くすんだ赤みの黄

    解説

    アンバーは琥珀(こはく)のことで、15世紀末にはすでに英語の色名になっていた。日本の琥珀色より はるかに古いのは宝石文化の違いである。顔料が琥珀そのものからつくられたわけではなく、琥珀のような 色ということ。天然顔料のアンバーとは別。

  • 43

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ネープルスイエロー Naples yellow

    補足(例文と訳など)

    • lt8+ (2.5Y8/7.5)

    答え

    • つよい黄

    解説

    「ナポリの黄」を意味する英語色名ができたのは18世紀の初め。それ以前はイタリア語で「ジァロリーノ」と 呼ばれていた。鉛アンチモン化合物のこの黄の絵の具はクロームで、カドミウムの黄ができる前は 黄の絵の具の代表的なものだった。

  • 44

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ジョンブリアン jaune brillant

    補足(例文と訳など)

    • v8 (5Y8.5/14)

    答え

    • あざやかな黄

    解説

    フランス語で輝かしい黄色ということだが、もとはナポリの黄のアンチモン酸鉛の化合物の黄の絵の具の ことであった。19世紀半ば以前は、あざやかな黄の絵の具はなかったから、これがあざやかな黄を称しても それほど不当とはいえない。

  • 45

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 リーフグリーン leaf green

    補足(例文と訳など)

    • d10 (5GY6/7)

    答え

    • つよい黄緑

    解説

    木の葉緑という色名。草色のグラスグリーンとともに自然の黄緑色を表すわかりやすい色名の 代表的なものである。しかし、草色ほど古くからある色名ではなく、19世紀の新しい名称とされている。

  • 46

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 アップルグリーン apple green

    補足(例文と訳など)

    • p12+,lt12+ (10GY8/5)

    答え

    • やわらかい黄みの緑

    解説

    日本ではリンゴは赤、アップルはグリーンが代表的な色名になっている。この色名が使われはじめた17世紀 では、リンゴは緑というのがあたり前だったのだろう。アダムとイヴが蛇の誘惑に負けて手にするリンゴは、 絵画作品ではやはり青リンゴに描かれているものが多い。

  • 47

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ミントグリーン mint green

    補足(例文と訳など)

    • b12 (2.5G7.5/8)

    答え

    • 明るい緑

    解説

    ハッカは英語でペパーミント。緑ハッカという種類もあって、こちらはスペアミントという。どちらも 緑色の色名になっている。それらを代表するミントという色名は本来、グリーンと断るまでもなく緑を 代表する色名とされている。しかし、色名としての歴史は浅くすべて20世紀初頭のもの。

  • 48

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 バーントアンバー burnt umber

    補足(例文と訳など)

    • dkg6 (10YR3/3)

    答え

    • ごく暗い赤みの黄

    解説

    アンバーはイタリアのウンブリア地方の英語名といわれる。トスカナ地方と並んでウンブリアの土も良質の 天然顔料として西洋諸国で有名だった。その土を焼いて暗褐色にした絵の具の色で、画家のパレットには欠かせない ものだった。

  • 49

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ローアンバー raw umber

    補足(例文と訳など)

    • dk8 (2.5Y4/6)

    答え

    • 暗い黄

    解説

    アンバーとはイタリア、ウンブリア地方産の天然顔料の名前。ローは「そのまま」という意味で、その土の 色あいが欧米各国でも好まれるようになり、17世紀以来、英語の色名になった。特に英米では家の壁の色に よく用いられる。

  • 50

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 シャトルーズグリーン chartreuse green

    補足(例文と訳など)

    • b10 (4GY8/10)

    答え

    • 明るい黄緑

    解説

    1082年にサン・ブリュノが設立した修道院の名前がシャトルーズ。その修道僧がつくったリキュールが黄と緑の どちらともいえない色をしていたので、その色の色名にこの名前が与えられた。リキュールができたのは 19世紀末だが、色名は20世紀初頭の流行色の色名である。

  • 51

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 グラスグリーン grass green

    補足(例文と訳など)

    • d10 (5GY5/5)

    答え

    • くすんだ黄緑

    解説

    英語の色名としては最古のものの一つ。8世紀以前にはすでに知られていたらしい。日本語の草色は雑草の色 だが、英語のグラスグリーンはどうやら牧草の色らしい。メドウグリーンなど、よく似た色の色名がほかにも ある。

  • 52

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 マラカイトグリーン malachite green

    補足(例文と訳など)

    • dp12 (4G4.5/9)

    答え

    • こい緑

    解説

    天然緑青の孔雀石(くじゃくいし)、東洋では石緑(せきりょく)と呼ばれる鉱石からつくられた顔料の色名。 英語の色名も13世紀以前からあったらしい。古代エジプトではすでにこの顔料が知られていて、エジプト人が 目を守る呪いにこの色を目の縁に塗ったのがアイラインの始まりだという。

  • 53

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ナイルブルー Nile blue

    補足(例文と訳など)

    • sf16 (10BG5.5/5)

    答え

    • くすんだ青緑

    解説

    19世紀の80年代にナイル河の名前が英語の色名に登場した。数年後にナイルグリーンも色名リストに加わった。 アメリカの色名辞典ではグリーンのほうが太文字で書かれている。砂漠の国の大河だから、おそらく青や緑の 河として美化されて記憶されたのだろう。

  • 54

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ミッドナイトブルー midnight blue

    補足(例文と訳など)

    • dkg18 (5PB1.5/2)

    答え

    • ごく暗い紫みの青

    解説

    真夜中の闇が青く感じられるかどうかは別にして、暗い紺色の商業的な色名として成功したものの一つ。 20世紀初めに登場した流行色の色名である。それまでよく知られていたネービーブルーよりも暗い紺色の色名 として広く用いられるようになった。

  • 55

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ライラック lilac

    補足(例文と訳など)

    • lt22+ (6P7/6)

    答え

    • やわらかい紫

    解説

    ライラックの花の色からとられた薄紫の色名。英語の色名として定着したのは1775年前後とされている。 この時代にはまだ紫や赤紫の化学染料は発見されていないので、単にライラックの花のような色という 一般的な色名だったのかもしれない。

  • 56

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 スレートグレイ slate grey

    補足(例文と訳など)

    • Gy-3.5 (2.5PB3.5/0.5)

    答え

    • 暗い灰色

    解説

    西洋諸国で屋根の瓦として使われている粘板岩の薄板は、石板と呼ばれるが、このグレイの色名は18世紀の 初めに登場している。スレートカラーにはほかにもブルー、ブラック、バイオレット、オリーブ、パープルなど いろんなバリエーションがある。

  • 57

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ボトルグリーン bottle green

    補足(例文と訳など)

    • dkg12 (5G2.5/3)

    答え

    • ごく暗い緑

    解説

    酒の輸送が樽からガラスびんとコルク栓に変わったのは17世紀になってから。そのガラスびんには緑のガラスが 使用された。それが薬びんなどにも普及して緑色のびんの色が色名になったのは19世紀の初め。

  • 58

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ピーコックグリーン peacock green

    補足(例文と訳など)

    • v14 (7.5BG4.5/9)

    答え

    • あざやかな青緑

    解説

    孔雀の羽根のような緑色の色名。本来ピーコックはブルーの色名で16世紀の終わりから使用されていた。 19世紀にグリーンも色名になったが、どちらで呼ぶのが正しいとはいえない。結局ブルーとグリーンの両方が 現在は用いられている。

  • 59

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 セルリアンブルー cerulean blue

    補足(例文と訳など)

    • b16,v17 (9B4.5/9)

    答え

    • あざやかな青

    解説

    16世紀に英語の色名になったセルリアンブルーは空色のことだった。ところが19世紀の合成無機顔料として 錫酸コバルト化合物の美しい青の絵の具が工場生産されるようになり、その色の色名になった。

  • 60

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ウイスタリア wistaria

    補足(例文と訳など)

    • b20 (10PB5/12)

    答え

    • あざやかな青紫

    解説

    ウイスタリアはフジの英語名。19世紀末にこの色の化学染料ができたために出現した色名である。 同じフジの花の色を語源とする色に藤色があるが、藤色は明るい青紫。ウイスタリアはあざやかな青紫で 微妙に違う。

  • 61

    以下の日本語表記の系統色名を答えなさい。 ランプブラック lamp black

    補足(例文と訳など)

    • Bk (N1)

    答え

    解説

    人類が発見した真っ黒な黒色顔料は、炭素そのもののような煤(すす)の黒である。ランプブラックは 油煙の煤からとられた黒。炭素の黒のカーボンブラックの同類である。昔からこれに勝る黒はなかなか ほかには見つからなかった。

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