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病理学画像問題SP~お兄ちゃん私の組織すみずみまで観察してっ!~

カード 112枚 作成者: こたけPCアカウント (作成日: 2016/02/01)

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エロくはない

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  • 1

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 再生不良性貧血

    解説

    骨髄は非常に低形成性で、ほとんどが脂肪組織であり、ごく一部に造血細胞巣が見られるのみである。 末梢血での汎血球減少 骨髄低形成(有核細胞減少,脂肪髄化)がみられ,信髄での造血能低下〉 汎血球減少をきたす他の疾患がみられないとき 再生不良性貧血と定義される 骨髄組織が脂肪と置き換わり造血幹細胞が減少するために血球減少 よって易性感染、貧血、出血傾向などが 治療は骨髄移植 免疫抑制療法 アンドロゲン療法 対症療法など 重症度の度合いによって使い分ける

  • 2

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 巨赤芽球貧血

    解説

    末梢血では貧血があるのに骨髄では赤芽球が小集簇巣を形成して増加し著明な過形成性骨髄になっている。巨赤芽球は比較的明るい核網をもち明瞭な核小体を持つ(矢印)。ビタミンB12または葉酸の摂取不足、吸収不足、消費量の増加による相対的な不足から起こると考えられている。 ビタミンB12や葉酸が不足するとDNA合成障害⇒核の成熟は阻害されるけど細胞質は育つ⇒巨赤芽球に 他の血球でも同じようなことが起きるのでやっぱり貧血に

  • 3

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 特発性血小板減少性紫斑病

    解説

    造血3系統は保たれており、芽球の増殖も認めない。末梢における血小板の破壊により血小板寿命が短縮し、反応性に骨髄巨細胞が増加する。(この写真では少なくとも6個の巨細胞が認められる(矢印)。正常では1~2個程度である。) 2型アレルギーが関係する自己免疫疾患の一つで血小板に対する自己免疫ができて血小板が破壊されちゃう 足りなくなった血小板数を補うために巨核球がいつもより増えるわけですね 他の免疫疾患の例に漏れず女性に多い あと幼児

  • 4

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 骨髄異形成症候群

    解説

    骨髄では芽球様細胞の増生があるが、若干成熟的段階に差があることが MDS 的である。WHO基準では MDS由来のAMLに相当し、FAB 基準では RAEBt に相当する。骨髄芽球以外にも異形成があり、この視野では複雑な核型の巨核球が著増している。 遺伝子変化によって造血幹細胞がポンコツになる。だから多分ガンの仲間 よって無効造血、血球異形成 なのでまた貧血とか易性感染とか出血傾向とか血がたりなくて起こる症状

  • 5

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 急性骨髄性白血病

    解説

    大型の芽球のびまん性増殖が見られる。顆粒をもっており、単球様腎形核の細胞も混在する 遺伝子変化による造血幹細胞のガラクタ化 正常な血球現象に伴ういつものやつ 腫瘍細胞が臓器浸潤することで肝脾腫、リンパ節腫が見られることも

  • 6

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 慢性骨髄性白血病

    解説

    骨髄は著しい過形成骨髄で特に顆粒球、巨核球の増加が目立つ。 コイツは造血幹細胞が腫瘍化したことにはかわりないのだが正常な分化能を持つため初期の頃は症状が現れない。血中に顆粒球多いなって感じ。こいつが更に転化して分化能持たなくなったら最悪。いらねー血球産生過多。よって以下の様な転機を辿る 初期は一般的に無症状である. ・進行に伴い,代謝冗進による微熱や全 身倦怠感‘体重減少が現れる. 。また白血病細胞の肝臓,牌臓への浸潤・ 増殖によって肝牌腫となり,腹部膨満感 などを認めることがある.

  • 7

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 急性リンパ性白血病

    解説

    骨髄はN/C 比の高いリンパ球系の異型細胞が高密度に増殖 造血幹細胞がまーた遺伝子変化をおこしてしまった 幼弱なリンパ産生過多 小児に多い 貧血、出血傾向といったいつもの症状に加え、頭痛、嘔吐、中枢神経障害とかも リンパ球の浸潤で起こるらしい あとリンパ節、肝臓、脾臓が膨れ上がるのも言うに及ばず

  • 8

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 多発性骨髄腫

    解説

    増殖している細胞は細胞質が広く核が偏在している。また核クロマチンは核膜に沿って凝集しており車軸核を呈する。正常の形質細胞に比べて核が大きく核小体も明瞭 形質細胞が異常増加 じーさんばーさんに多い いつもの(貧血、出血、易感染)に加え 異常形質細胞はM蛋白と言う異常免疫グロブリンを産生し続けこいつが悪さを 抗原とは戦ってくれないのだった。具体的には骨融解、骨髄機能低下、M蛋白症とか 特徴的な臨床像は腰背部痛 骨がやられる

  • 9

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 組織球性壊死性リンパ節炎

    解説

    中心に壊死(円内)を認める。病変部は濾胞構造が不明瞭。若年成人の頚部に好発。発熱、皮疹が見られる。2~3ヶ月で自然治癒する。多数の核崩壊産物とともに、マクロファージ、大型化リンパ球が見られるが、好中球、好酸球、形質細胞の反応は見られない。

  • 10

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 結核性リンパ節炎

    解説

    白色のやや堅い結節として触れる。リンパ節内には黄色調オカラ状物の貯留がある 。陳旧性の病変では石灰化をきたしている場合も多い。リンパ節内に淡好酸性の領域が見られる。よく見るとこの領域の内部は無構造均一で、乾酪壊死に陥っている。乾酪壊死(円)の周囲には類円形核と豊富な細胞質を有した組織球がある。これらの組織球は上皮細胞に似ていることから類上皮細胞(矢頭)と呼ばれる。組織球が多核化し、核が偏在するLanghans型巨細胞(矢印)も散在性に認められる。

  • 11

    補足(例文と訳など)

    答え

    • サルコイドーシス

    解説

    リンパ節内には淡好酸性の多数の類上皮細胞結節が観察される。結節の大きさは比較的揃っている。帯状、あるいは結節状を呈する。類上皮細胞は類円形核と豊富な胞体を有している。部分像としては結核のそれと非常に似ているが、壊死を伴わない点に注意。多核巨細胞を認めるが、その出現頻度は症例により異なる。多核巨細胞の中に星芒小体を認める

  • 12

    補足(例文と訳など)

    答え

    • ホジキンリンパ腫

    解説

    成熟リンパ球の数倍以上の核を有し、核小体も大型で小豆色を呈するHodgkin細胞(矢頭)、Reed-Sternberg 細胞(矢印)が出現する。背景には、非腫瘍性の好酸球、形質細胞などを伴う。背景のリンパ球に比べるとホジキン細胞が非常に大きいことがわかる。 サイトカインを産生しやすく、多彩な背景病変と関係している。

  • 13

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 濾胞性リンパ腫

    解説

    多数の大型で境界不明瞭な腫瘍性濾胞が観察される。腫瘍性濾胞は一般にリンパ節全体に及び、濾胞間の大きさが比較的に揃っているという傾向がある。(左上は非腫陽性リンパ濾胞。濾胞と濾胞の間が開いている。)

  • 14

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 細胞性リンパ腫

    解説

    異型リンパ球がリンパ節内から一部周囲組織(左側線外)へも浸潤している。弱拡大では濾胞構造を伴わない。画面の大部分をしめるリンパ腫細胞の核(矢印)は大型で成熟リンパ球(矢頭)の2倍を越え、複数の核小体を有する。核分裂像は多数観察される。細胞質は比較的乏しい。

  • 15

    補足(例文と訳など)

    答え

    • バーキットリンパ腫

    解説

    異型リンパ球の増殖の中に核破砕物を貪食したマクロファージが認められる。小型リンパ球のびまん性増殖を夜空に、淡明な胞体を持つマクロファージを星に見立てて、Starry sky 像と呼ばれる。 小型で細胞質に乏しい芽球のびまん性増殖を認める。核分裂像も多い。小児、若年者に多く、予後が悪い。EBウィルス(Epstein-Barr virus :EBV)の関与が指摘されている。t(8:14)転座によるC-MYC遺伝子の異常活性化がみられる。

  • 16

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 成人T細胞性白血病

    解説

    びまん性に大型で非常に核異型の強い腫瘍細胞が増殖している。既存の濾胞構造は消失している。 免疫染色ではTcellの抗原であるCD3が陽性となる。診断においてはHTLV-1の感染があることが重要である。 ギムザ染色では骨髄や末梢血の塗抹標本では核に多数の切れ込みを有するFlower cellを認める。塗抹標本で観察されるものである。

  • 17

    補足(例文と訳など)

    答え

    • リンパ節へのガン転移

    解説

    リンパ節の外側、辺縁洞に腺腔形成を示す腺癌(大腸癌)を認める。(矢印)リンパ節の構造は比較的保たれている。リンパ濾胞はむしろ腫大している場合が多い(矢頭)。一般に転移はリンパ液の流れに沿って、リンパ節の外側、辺縁洞にまず認められる。

  • 18

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 心筋梗塞

    解説

    発症後1日程度経過した心筋梗塞巣では壊死心筋の周囲に多型核白血球の浸潤が認められる。 3週間程度経過した心筋梗塞巣では、壊死心筋の核の消失、小血管の増生、線維芽細胞、リンパ球の浸潤、マクロファージの遊走が認められる。

  • 19

    補足(例文と訳など)

    答え

    • ウイルス性心筋炎

    解説

    心筋の浮腫が目立ち、全体に赤みを帯びて弾性軟。斑状の変色域が複数みられる。 リンパ球を主体とする著明な炎症細胞浸潤が認められる。島状に観察される心筋細胞も壊死に陥ったものが目立つ。

  • 20

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 弁膜症

    解説

    リウマチ性心筋炎では心筋内に巣状に炎症細胞浸潤が認められ、Aschoff小体と呼ばれる。T細胞や活性化マクロファージからなる。 Aschoff小体に含まれる活性化マクロファージ。細胞質が豊かで、核の中央に濃縮したクロマチンが線状、リボン状に観察される特異な細胞像を示し、キャタピラ細胞と呼ばれる。

  • 21

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 動脈硬化症

    解説

    大動脈の内膜はびまん性に肥厚している。 内皮直下には細胞質内に脂質を貯留した泡沫細胞の集簇が観察される(青円)。中膜弾性板(赤線)は不明瞭化している。

  • 22

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 大動脈解離

    解説

    マルファン症候群に大動脈解離を合併した症例。中膜は外膜寄り1/3で解離し、その内膜側には弾性線維の断裂が目立ち、高度の嚢胞性中膜壊死が指摘される。EVG染色(弾性線維染色)は弾性線維を黒、膠原線維を赤、筋、赤血球、細胞質を黄に染める。線維化の程度の評価や弾性線維の観察に有用。 上行大動脈に形成された解離腔には新鮮な血腫が認められる。

  • 23

    補足(例文と訳など)

    答え

    • ウェグナー肉芽腫

    解説

    Wegener肉芽腫症の組織学的な特徴は中心に壊死を伴う壊死性肉芽腫性炎である。壊死周囲には組織球、リンパ球などと共に、しばしば多核巨細胞も出現する。 Wegener肉芽腫症の組織学的な特徴は壊死性血管炎を伴う壊死性肉芽腫性炎である。炎症が強い場合は不規則な地図状壊死が著明にみられ、好塩基性の壊死物質や好中球が混じり、汚い印象を与える。

  • 24

    補足(例文と訳など)

    答え

    • アレルギー性鼻炎

    解説

    繊毛円柱上皮は扁平上皮化生(矢印)を起こすことがある。炎症細胞は好酸球、肥満細胞、リンパ球、形質細胞などがみられる。毛細血管は拡張している 鼻茸の間質に浸潤する炎症細胞は好酸球が主体となる。ここでは著明な水腫を伴っている。

  • 25

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 上喉頭がん

    解説

    上咽頭癌を代表する組織型は未分化癌であり、豊富なリンパ球浸潤を伴うことより、リンパ上皮腫(lymphoepithelioma)と呼ばれている。 上咽頭未分化癌は1個の明瞭な核小体を入れた水泡状の核(矢印)が特徴であり、このような形態を示す未分化癌は中咽頭、唾液腺、胃や胸腺などにも発生することがある。

  • 26

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 喉頭がん

    解説

    喉頭癌は組織学的には90%以上が扁平上皮癌で、声帯部の扁平上皮癌は声帯部以外の喉頭癌より分化度が高い傾向がある。この症例では多数の癌真珠が形成され、高度な角化傾向を示唆する。 腫瘍細胞の細胞質はエオジンに濃染し、角化を反映する。角化細胞がタマネギの皮状に渦を巻く構造は癌真珠と呼ばれる。

  • 27

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 胸腺腫

    解説

    上皮優位型(WHO type B3)。上皮細胞がシート状に増生している。リンパ球の介在はほとんど見られない。中心部に小さな血管を取り囲む間隙(血管周囲腔、★)を見る。 胸腺腫に特徴的な構造である。 WHO type A。A型胸腺腫では腫瘍細胞は紡錘形で流れるような配列が見られる。錯綜配列を示し、一見非上皮性腫瘍に見えるが、上皮性の腫瘍である。リンパ球は目立たない。

  • 28

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 胸腺ガン

    解説

    核の大小不同など異型の明らかな腫瘍細胞がシート状に増生している。非角化型の扁平上皮癌である。胸腺腫では扁平上皮癌の他腺癌も見られるが、いずれも肺原発癌などの転移を否定しなくてはならない。

  • 29

    補足(例文と訳など)

    答え

    • シェーグレン症候群

    解説

    口唇腺生検。小葉内導管周囲に巣状の炎症細胞浸潤がみられる。浸潤細胞はTリンパ球が主体である。唾液腺は腺房細胞の萎縮・消失や導管の拡張を示している。

  • 30

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 口腔がん

    解説

    表面から深部の端に至るまで、多数の扁平上皮癌胞巣が浸潤性に増殖している。胞巣には癌真珠(*)の形成がみられる。 腫瘍細胞は、角化し、重層扁平上皮細胞としての分化を保っているが、細胞・核の大小不同や異型分裂像(矢印)など、癌細胞としての特徴を示している。

  • 31

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 唾液腺癌 多形腺癌

    解説

    腫瘍細胞は、角化し、重層扁平上皮細胞としての分化を保っているが、細胞・核の大小不同や異型分裂像(矢印)など、癌細胞としての特徴を示している。 腺腔(*)を囲む腺上皮細胞の外側に位置する腫瘍性筋上皮細胞の細胞間が開き、粘液様、軟骨様領域へと移行している

  • 32

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 唾液腺腫瘍 ワルチン腫瘍

    解説

    好酸性細胞質を有する上皮細胞(腫瘍細胞)が拡張した腔を形成し、腔内に乳頭状に増殖している。間質はリンパ性組織で、リンパ濾胞(*)の形成がみられる。 腫瘍細胞は、好酸性顆粒状の細胞質を有するオンコサイトである。腔に面する高円柱状細胞とその下の立方形細胞が2列に並んでいる。間質(点線下方)は、リンパ性組織である。

  • 33

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 唾液腺腫瘍 粘表皮癌

    解説

    腺管や嚢胞状の多数の胞巣を形成している(高分化型)。 粘液産生細胞(矢印)と類表皮細胞(*)が主体で、細胞異型や分裂像には乏しい。分化の明らかでない小型の中間細胞(円内)も少数認められる。 粘液産生細胞と腔の内容物は、ムチカルミン染色(上皮性粘液の染色)で細胞質が赤く染まる。

  • 34

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 唾液腺腫瘍 腺様嚢胞癌

    解説

    多数の篩状、管状胞巣が筋組織内(*)に浸潤性に増殖している。

  • 35

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 食道がん

    解説

    上皮基底側は異型細胞(扁平上皮癌)で占められ、粘膜固有層へ圧排性浸潤を示す(矢印)。 癌真珠(癌巣中心部の角化巣)(矢印)形成を伴う高分化扁平上皮癌をみる。

  • 36

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 胃炎

    解説

    慢性胃炎。表層部の慢性炎は形質細胞とリンパ球が主体で、腺窩上皮は再生性である。 粘液内に細長い細菌(Helicobactor Pylori)(円内)が散見される。化生が起こると、H.Pyloriは見られなくなる。

  • 37

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 消化性潰瘍

    解説

    漿膜層まで達する活動性潰瘍 (Ul-IV, open)で、漿膜炎(破線)を伴っている。表層には肉芽組織がみられその中に露呈動脈(矢印)が観察される。 潰瘍の底の血管(青)が壊死(矢印)に陥っている。血管内には出血後血栓(黄)が形成されている。

  • 38

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 胃がん

    解説

    高分化型管状腺癌で、明瞭な腺管形成(tub1)がみられる。 細胞質内に粘液を貯留した印環細胞癌(sig)が見られる。

  • 39

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 異悪性リンパ腫

    解説

    粘膜を圧排して、異型リンパ球増殖をみる。 大型の異型リンパ球のびまん性増殖からなる。

  • 40

    補足(例文と訳など)

    答え

    • GIST

    解説

    紡錘形細胞が束状になり錯綜する配列を示す。 約90%のGISTはc-KIT陽性である。

  • 41

    補足(例文と訳など)

    答え

    • クローン病

    解説

    裂溝形成を示す。 大腸粘膜内の類上皮細胞性肉芽腫。

  • 42

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 潰瘍性大腸炎

    解説

    腺窩膿瘍を伴う高度の炎症性細胞浸潤が認められる活動期潰瘍性大腸炎。 上皮と粘膜筋板(青)の離開、腺構造の不規則な分岐、杯細胞の減少が認められる慢性期潰瘍性大腸炎。

  • 43

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 急性虫垂炎

    解説

    粘膜上皮が脱落し著明な炎症細胞浸潤を認める。出血を伴い炎症は壁全体およんでいる。

  • 44

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 大腸腺腫

    解説

    左 管状腺腫 中央 絨毛状腺腫 右 大腸癌合併管状腺腫

  • 45

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 大腸がん

    解説

    中~小型の管状構造や篩状構造からなる管状腺癌(中分化型) 著明な細胞外粘液内に、索状~篩状の胞巣を形成して腺癌細胞が認められる粘液癌。

  • 46

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 急性ウイルス性肝炎

    解説

    肝小葉全体に病変がみられ、肝細胞の腫大、巣状壊死、炎症反応があり、写真左下の小葉中心部で目立つ。右上の門脈域にも炎症性細胞の浸潤をみる。 肝小葉内には巣状壊死が散在し、好酸体も見られる。クッパー細胞の腫大、色素貪食細胞、類洞内へのリンパ球浸潤も見られる。

  • 47

    補足(例文と訳など)

    答え

    • アルコール性肝硬変

    解説

    肝細胞の腫大、脂肪沈着、線維化がみられ、右下(黄色)の小葉中心部で目立つ。軽度の炎症性細胞の浸潤をみる。 肝細胞は風船状の腫大を示し、胞体内に好酸性のマロリ(赤矢)体をみる。周囲に好中球の浸潤がみられる。脂肪沈着もみられる。肝細胞索の配列の乱れをみる。

  • 48

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 劇症肝炎

    解説

    好酸性の変化を示す不規則な壊死巣が認められる。 壊死部(点線より左)と壊死を免れた部位の境界。壊死肝細胞は好酸性を増し膨化している。

  • 49

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 原発性胆汁性肝硬変

    解説

    拡大した門脈域内の小葉間胆管(写真の中央・黒)の周囲に高度のリンパ球浸潤(黄)があり、胆管上皮にも障害像をみる。慢性非化膿性胆管炎の像である。 病期の進行した原発性胆汁性肝硬変であり、小葉周辺部の肝細胞にオルセイン染色陽性の顆粒の沈着をみる。オルセイン染色で銅結合蛋白が陽性となり、陽性顆粒の沈着は慢性胆汁うっ滞に伴う銅顆粒の沈着を反映する。

  • 50

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 肝細胞癌

    解説

    右半分は肝細胞癌の充実性の増殖であり、左側は背景の肝硬変。その間に、線維性被膜をみる。 偽腺管構造を示す肝細胞癌であり、内部には好酸性の液体(赤)を入れるものや濃縮した胆汁(黄)を入れるものが有る。腺癌とは異なる。

  • 51

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 肝内胆管癌

    解説

    円柱~立方の上皮からなる腺腔形成を示す管状の中分化型腺癌をみる。中分化型であり、豊富な線維性間質を伴う。 管状腺癌の腺腔内、癌細胞の胞体内にPAS染色陽性の粘液の産生、貯留(黄矢印)をみる。

  • 52

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 肝血管肉腫

    解説

    海綿状の組織内に凝血を充満 右上:血管内皮に裏打ちされた結合組織からなる海綿状構造 右下:同部の弾性線維染色、辺縁を裏打ちする内皮細胞をみる。 類円形ないしやや不整形核を有する腫瘍細胞からなる海綿状の空隙に赤血球を貯留している。

  • 53

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 胆石症

    解説

    壁は線維性肥厚が著明である。線維性肥厚は粘膜層、筋層および漿膜下に見られる。筋層内および漿膜下組織内に多数みられる嚢胞様病変は上皮の漿膜側への陥入による洞形成(Rokitansky-Aschoff sinus)である。中央部に見られるRokitansky-Aschoff sinus内には胆汁(黄褐色)の欝滞が観察される。 上皮から筋層内、漿膜組織内へ陥入による洞形成(Rokitansky-Aschoff sinus)が観察される。周囲には線維化、リンパ球を主体とした炎症性細胞浸潤が見られる。

  • 54

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 急性出血性壊死性膵炎

    解説

    膵管上皮は破壊され、既存の膵管内には濃縮した蛋白がみられる。炎症性細胞浸潤は好中球主体である。 小葉間の血管は破壊され、間質への出血(矢印)、膵実質の壊死(丸)が見られる。

  • 55

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 慢性膵炎

    解説

    高度の線維化が小葉間、膵実質内に見られる。線維化内にはリンパ濾胞(矢印)の形成も見られる。 残存する膵実質と小葉間の線維化。線維化は腺房間にはほとんど無く、小葉周囲が主体である。炎症細胞浸潤はリンパ球主体である。

  • 56

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 膵ランゲルハンス島硝子化(糖尿病)

    解説

    ランゲルハンス島に好酸性無構造な物質が沈着している。コンゴーレッド染色(右)で陽性であり、アミロイドが沈着していることがわかる。

  • 57

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 膵臓癌(膵管癌、腺癌)

    解説

    不規則な腺管が周囲に著明な線維化を伴い浸潤増殖している。典型的な膵管癌の組織像である。

  • 58

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 膵粘液性腫瘍

    解説

    膵管内乳頭粘液性腺腫(IPMA:intraductal papillary-mucinous adenoma) 乳頭構造は粘液の豊富な高円柱状細胞からなる。組織診断は乳頭増殖病変の間質も広く、構成細胞の核が小型で基底側に規則的に配列していることより、中等度異型。

  • 59

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 膜性腎症

    解説

    糸球体毛細管係蹄が全節性に肥厚している(赤色矢印)。メサンギウム細胞の増殖は目立たない。 上皮細胞側に突出するspikeを糸球体基底膜に認める(赤色矢印)。また一部の糸球体基底膜は二重化を示している(青色矢印)。StageII~IIIに相当。

  • 60

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 膜性増殖性糸球体腎炎

    解説

    糸球体毛細管係蹄の肥厚、メサンギウム細胞の増生、メサンギウム基質の増加を認める。一部では糸球体係蹄が分葉状を示す(黄色点線、10時~13時方向)。 糸球体基底膜が不規則に肥厚し、二重化を示している(赤色矢印)。

  • 61

    補足(例文と訳など)

    答え

    • IgA腎症

    解説

    メサンギウム領域がやや拡大している(赤色点線でおよその範囲を示す)。 糸球体に好酸性の半球状沈着物(hemispheric nodule)を認める(赤色矢印)。

  • 62

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 半月体形成性糸球体腎炎

    解説

    細胞性半月体をBowman嚢内腔に認める(黄色点線)。またその近傍の係蹄にはfibrinの析出がみられる(赤色点線)。 ANCA関連腎炎。小葉間動脈壁のfibrinoid変性や壊死、血管壁の破壊を伴う血管炎が認められる(壊死が赤色点線、血管壁が赤色矢印)。

  • 63

    補足(例文と訳など)

    答え

    • ループス腎炎

    解説

    基底膜は著しく肥厚し、ワイヤーループ(wire-loop)病変を認める(青色矢印)。メサンギウム細胞も一部で増殖している。 ループス腎炎は多彩な像を示す。ここでは膜性増殖性糸球体腎炎に類似した像がみられる。一部にはヘマトキシリン体を認める(赤色矢印)。

  • 64

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 糖尿病性腎症

    解説

    滲出性病変で、好酸性の滲出物(fibrin cap)が糸球体係蹄を覆っている(赤色点線)。 結節性病変。好酸性物質がメサンギウム基質内で結節性に沈着し、細胞成分がメサンギウム領域の辺縁に位置する(黄色点線)。糖尿病性腎症に最も特徴的な所見である。輸出入動脈や細動脈壁には高度の硝子様変化を認め、細動脈硬化症の像を呈している(黄色矢印)。

  • 65

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 播種性血管内凝固症候群(DIC)

    解説

    糸球体の毛細血管内には、微小なfibrin血栓(赤色点線)が認められる。 糸球体の毛細血管内には、微小なfibrin血栓が認められる(赤色矢印)。PTAH染色では核やフィブリンが青く染色される。

  • 66

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 腎硬化症

    解説

    糸球体がフィブリノイド壊死を示す(青色点線)。 楔状陥凹部(青色点線)では、糸球体の硬化(黄色点線)や尿細管(緑色点線)の萎縮を認める。

  • 67

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 腎細胞癌

    解説

    腎細胞癌(明細胞癌)。腫瘍細胞は胞巣状に配列しながら増殖しており、繊細な類洞状血管網を認める(赤色点線)。 腎細胞癌(明細胞癌)。腫瘍細胞の細胞質は、グリコーゲンや脂質を豊富に含むため淡明である。

  • 68

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 尿路上皮癌

    解説

    大部分の尿路上皮癌は乳頭状(黄色点線)に増殖する。また、粘膜下で内反性に増殖する場合もしばしばみられる。異型度により、Grade 1(軽度異型)、Grade 2(中等度異型)、Grade 3(高度異型)に分類される。Grade 1(軽度異型)では、尿路上皮は7層を越え多層化を示す。 G3。癌細胞の核密度は非常に高く、N/C比の増加やクロマチンの増量が認められる。

  • 69

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 下垂体腺腫

    解説

    成長ホルモン(GH)産生腺腫では好酸性の顆粒に満たされた細胞質をもつ腫瘍細胞が単調に増生している。腫瘍細胞はシート状に増生している。 成長ホルモン(GH)に対する免疫染色を行うと、腫瘍細胞の細胞質が陽性を示し、ホルモンを産生していることがわかる。

  • 70

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 慢性甲状腺炎(橋本病)

    解説

    胚中心をもつリンパ濾胞(矢印)が多数形成され、コロイド濾胞構造は一部を除き萎縮あるいは消失している。 リンパ濾胞の形成を伴う強い慢性炎症性細胞浸潤が見られ、中央の甲状腺実質(点線内)ではコロイドの消失を伴う甲状腺濾胞の萎縮を認める。

  • 71

    補足(例文と訳など)

    答え

    • Graves disease(バセドウ病)

    解説

    大小の濾胞成分が増生している。コロイドは上皮に接する面で空胞化が目立つ。 乳頭状に増生する上皮は背の高い円柱状となり、頂部にはコロイド吸収空胞が目立つ。乳頭癌と異なり、上皮の核に異型は見られない。

  • 72

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 結節性(腺腫様)甲状腺腫

    解説

    大型の濾胞の内部に小型濾胞の増生を伴う構造(円内)は結節性甲状腺腫に特徴的である。 濾胞上皮細胞に異型性は見られない。右下には小型の濾胞が集まっている。全体的に濾胞の大小不同が目立つ病変である。

  • 73

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 甲状腺濾胞腺腫

    解説

    厚い線維性被膜を伴う病変であり、腫瘤内部は比較的小型の濾胞が密に増生している。 小型の濾胞で構成される腫瘍であり、一部は濾胞上皮が充実性に増生している。核の異型に乏しく、乳頭癌に見られるような核所見は認められない。

  • 74

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 甲状腺乳頭癌

    解説

    腫瘍細胞が主に乳頭状に増殖し、一部(矢印)で石灰化を伴っている。 腫瘍細胞の核は淡明なスリガラス状に腫大し、しばしば核溝を伴う(矢頭)。一部(矢印)で核内偽封入体が見られ、これは細胞質の一部が核内に陥入したものである。これらは乳頭癌に特徴的な所見である。

  • 75

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 甲状腺濾胞癌

    解説

    線維性被膜を有する腫瘤である。皮膜外にも腫瘍成分が見られ(矢印)、被膜浸潤を示唆する。 被膜外の血管の中に腫瘍成分が見られる。血管内皮細胞(矢印)に覆われた腫瘍細胞集塊は、血管侵襲ありと判定する根拠となる所見であり、濾胞腺腫と濾胞癌を鑑別する有力な所見の一つである。赤丸で示す赤血球があることから血管内腔であることが分かる。

  • 76

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 甲状腺髄様癌

    解説

    腫瘍細胞が胞巣状あるいは索状に増殖している。間質では好酸性無構造のアミロイドの沈着が目立ち(矢印)、一部(写真上方)で石灰化も見られる。 腫瘍細胞は類円形の核を有しシート状に増生している。髄様癌はこの他に管状、乳頭状など多彩な組織像を呈するため、最終的にはホルモン産生(カルシトニン)を確認することで診断される。

  • 77

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 甲状腺未分化癌

    解説

    非常に多形に富む腫瘍細胞が充実性に増殖し、リンパ球浸潤を伴っている。核分裂像(矢印)も多数見られ、活発な腫瘍の増殖を示唆する。 未分化癌ではしばしば上皮性成分と肉腫が混在し、癌肉腫のパターンを取ることがある。この症例では紡錘形の細胞が豊富に混在し、肉腫成分の混在を示唆する。

  • 78

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 副腎皮質腺腫(クッシング症候群)

    解説

    明るい細胞質を有する腫瘍成分と、好酸性の細胞質を有する腫瘍成分が不規則に混在している。 脂質を含む明るい泡沫状の細胞質をもつ淡明細胞の集塊。個々の細胞は異型に乏しく、正常の副腎皮質の束状層を構成する細胞とよく似ている。

  • 79

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 褐色細胞腫

    解説

    副腎髄質領域を中心に腫瘍の増殖像が観察される(矢印)。 腫瘍細胞が球形の胞巣をなし、その周囲を血管間質が取り囲む構造は細胞球(Zelleballen)と呼ばれ、褐色細胞腫に特徴的な構造である。豊富な血管間質が内分泌性の性質を反映している。

  • 80

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 膵内分泌島腫瘍

    解説

    腫瘍細胞が薄く不完全な被膜を伴い増殖している(点線下方)。膵実質と比べると全体に明るい。 腫瘍細胞はリボン状あるいは胞巣状に増殖している。内分泌系腫瘍にしばしば認められる増生パターンである。腫瘍細胞は細胞質に富み、多形性に乏しい。

  • 81

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 乳腺症

    解説

    乳腺症は非炎症性、非腫瘍性の病態で、ホルモン障害がその原因と考えられ、増殖性変化と退行性変化が入り混じった病変である。組織学的には嚢胞形成、乳管過形成、硬化性腺症などの変化が見られる。 乳管過形成を示す組織像。末梢付近の乳管は旺盛な上皮の増殖によって満たされ、上皮の二相性が不明瞭な場合は非浸潤性乳管癌との鑑別が問題となる。

  • 82

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 線維腺腫(管内型)

    解説

    間質が旺盛に増殖した腫瘍で、線維性、浮腫性の間質の間に、裂隙状ないし樹枝状の上皮の増生が見られる。 上皮は内腔側の円柱状の細胞と基底側の核がやや明るい細胞(矢印)とで構成され、2層性が保たれている。良性病変を示唆する所見である。

  • 83

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 非浸潤性乳管癌(面疱型)

    解説

    管内進展性の癌細胞の中心部分にコメド(面疱)状の壊死を有する(矢印)。 壊死に石灰化を伴うものが散見される(矢頭)。 大型の癌細胞が基底から内腔まで数層に重積している(矢印)。中心壊死と壊死型の石灰化(点線)を有する。

  • 84

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 浸潤性乳管癌(充実腺管癌)

    解説

    浸潤性乳管癌のうち、高分化な組織型である。腺腔形成あるいは乳頭状の増生を特徴とする。乳管内進展に加え、広汎な間質浸潤が見られる(点線)。 腫瘍細胞は充実性の増生を示し、腺腔形成傾向はない。中分化型の乳管癌と考えられている。

  • 85

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 子宮腺筋症

    解説

    子宮筋層内には、内膜腺と間質細胞からなる子宮内膜組織が異所性にみられる(黄色点線)。 筋層内には内膜腺と間質細胞からなる子宮内膜組織が認められる (黄色点線)。

  • 86

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 平滑筋肉腫

    解説

    平滑筋様の紡錘形腫瘍細胞が束状に錯綜しながら増殖している。 平滑筋腫と比較して核密度の増加、核腫大、核不整、核分裂像の増加(赤色矢印)が認められる。

  • 87

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 子宮頚癌(扁平上皮癌)

    解説

    上皮内癌(CISまたはCIN3)。核腫大、核密度の著明な増加を示す異型細胞が上皮の全層にわたり増生しているが、基底膜(青色点線)を越えての浸潤はない。 角化型扁平上皮癌。時に癌真珠(赤色点線)を形成することがある。

  • 88

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 子宮体癌(類内膜腺癌)

    解説

    複雑型子宮内膜増殖症。細胞異型を伴わない子宮内膜腺の増殖がみられ、内膜腺の密度の増加や腺の複雑な形態が認められる(黄色点線)。内膜間質の増殖は目立たない。 子宮体部類内膜腺癌。子宮体癌の中で最も頻度の高い組織型である類内膜腺癌で、癌細胞は増殖期の内膜腺に類似する。

  • 89

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 未熟奇形腫

    解説

    成熟嚢胞性奇形腫(皮様嚢胞腫)。表皮(黄色点線)、皮膚付属噐である毛嚢(赤色点線)や皮脂腺(青色点線)が認められる。 未熟奇形腫。成熟した成分が主体であるが、一部に未熟な成分が認められる(黄色点線)。

  • 90

    補足(例文と訳など)

    答え

    • クルケンベルグ腫瘍

    解説

    印環細胞癌が孤立散在性に増殖している。間質では線維芽細胞が反応性に増生している。 (ジアスターゼ消化PAS染色強拡大):印環細胞癌の有する粘液が赤紫色に染色されている(黄色矢印)。

  • 91

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 前立腺肥大症

    解説

    鋸歯状変化を示す腺管の結節性増生がみられる(腺性過形成)。間質の線維筋成分の結節性過形成が主体の場合や(間質性過形成)、両者が混在する場合もある。 前立腺癌との鑑別で最も重要な点は、内腔面の腺上皮とこれを取り囲む基底細胞が二層構造をとることである。

  • 92

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 前立腺癌(腺癌、Gleason分類)

    解説

    高分化型腺癌。腺腔形成の程度により高分化型、中分化型、低分化型と分類するが、現在では Gleason 分類が普及している。上図の組織像はGleason分類では6(3+3)に相当する。 低分化型腺癌。癌細胞はほとんど腺管を形成せず充実性に増殖している。

  • 93

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 精上皮腫(胚細胞腫)

    解説

    精上皮腫(セミノーマ)。大型の腫瘍細胞が充実性に増殖している。黄色点線より左側部分は、腫瘍に圧排された精細管(赤色点線)などの精巣組織である。 精上皮腫(セミノーマ)。腫瘍細胞の核は類円形で、クロマチンが粗く、1~2個の明瞭な核小体をもつ。成熟リンパ球の浸潤を伴い、腫瘍細胞と two cell pattern を呈する(腫瘍細胞:青色点線、リンパ球:黄色点線)。

  • 94

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 脳梗塞

    解説

    陳旧化した脳組織は融解壊死に陥って崩壊、空洞化し、多数のマクロファージが出現している。 マクロファージは脂質に富む壊死物質を貪食したため、細胞質が泡沫状を呈している。

  • 95

    補足(例文と訳など)

    答え

    • Alzheimer型痴呆

    解説

    大脳皮質に見られた老人斑(矢印)である。斑の中心には好酸性を示すアミロイド芯があり、それを変性神経突起が環状に取り囲んでいる。 大小3個の老人斑が認められ、そこにはベータ蛋白の沈着を示す茶褐色の陽性反応がみられる。ニューロピルに見られる縮れた好銀性線維はneuropil thredである。

  • 96

    補足(例文と訳など)

    答え

    • Parkinson病

    解説

    中脳黒質のメラニン含有神経細胞が減少しており、残存細胞にはLewy小体が見られる(矢印) 。神経細胞の消失した部位には細胞から放出されたメラニンが基質に沈着している。 色素含有神経細胞の細胞質内に強い好酸性を示す円形の芯と周囲の明暈からなるLewy小体が見られる(矢印)。右下には神経突起内に形成されたLewy小体も認められる(矢頭)。

  • 97

    補足(例文と訳など)

    答え

    • Creutfeldt-Jacob病

    解説

    神経細胞の脱落により、広範な大小の空胞が見られ(Spongiosis(海綿状態))、海綿状脳症とも言われる。グリア細胞の増生を伴っている。 Prion蛋白がび慢性に広範に残存脳組織に沈着している。

  • 98

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 膠細胞腫(星細胞膠腫)

    解説

    Fibrillary astrocytoma(線維性星細胞膠腫):小型の楕円形の核と繊細な細胞突起を持つ腫瘍細胞が脳実質内にびまん性に浸潤している。細胞核の多形性は乏しい。図左上ではクモ膜下腔への腫瘍の浸潤が認められる。 Gemistocytic astrocytoma(肥胖型星細胞膠腫) :偏在する類円形の核と好酸性でスリガラス状の広い細胞質を持つ、星細胞に類似の腫瘍細胞が増殖している。核の異型は乏しい。太い突起を伸ばしている細胞もある。

  • 99

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 髄膜腫

    解説

    Meningothelial meningioma(髄膜皮性髄膜腫):類円形の核と細胞境界の不明瞭な腫瘍細胞が胞巣を作って増殖している。胞巣内の所々に渦巻状の細胞配列(whorl formation)がみられる。 Psammomatous meningioma(砂粒腫性髄膜腫):細長い腫瘍細胞が線維束を作りながら増殖している。所々に同心円状の輪郭を持つ石灰化小体は砂粒体と呼ばれている。

  • 100

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 脂肪腫・脂肪肉腫

    解説

    成熟した脂肪組織からなる(光学顕微鏡では正常脂肪組織と区別できない)。 複雑に分枝する繊細な毛細血管の網目(矢印)を埋める粘液状基質の中に腫瘍細胞が増殖している。

  • 101

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 神経鞘腫

    解説

    紡錘形細胞が集簇したAntoni A型の部(A)と細胞の分布がまばらで、基質が浮腫状を呈したAntoni B型の部(B)が混在する。 Antoni A型組織では、紡錘形細胞が密に配列し、束を作りながら直走ないし蛇行し、核がその長軸と平行に、同じく平行に並ぶ線維を隔てて周期的で横隊を作って並ぶ柵状配列(palisading)(矢印)がみられる。 Antoni B型組織では、背景は浮腫状、粘液腫状であり、紡錘形細胞が疎に配列する。 Antoni A型組織では、球状で線維束の両極に核の横隊がある閲兵式様配列(Verocay体)も見られる(円内)。

  • 102

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 関節リウマチ

    解説

    滑膜の慢性活動性炎症:絨毛状増生、リンパ濾胞形成を伴う炎症細胞浸潤をみる。 リウマチ様結節の組織像。肘や膝の伸側、手足や指趾の関節部の皮下に好発。中心部の壊死巣を囲んで、類上皮細胞が柵状かつ放射状に配列する。

  • 103

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 痛風・痛風性関節炎

    解説

    線維性結合織内に大小多数の弱好酸性結節がみられ、結節周囲を異物型多核巨細胞、組織球が取り囲む。 尿酸塩結晶である多数の針状結晶物が光っている。 偏光下で光る(重屈折性がある)かどうかは、原因物質同定の助けになる。

  • 104

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 骨肉腫

    解説

    核クロマチン濃染の目立つ腫瘍細胞が好酸性無構造な類骨を形成している。 :核クロマチン濃染の目立つ腫瘍細胞が類骨を形成している(枠内)。

  • 105

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 乾癬(尋常性乾癬)

    解説

    真皮浅層にリンパ球浸潤を血管周囲性に認め、表皮へ及ぶ。表皮突起は反応性変化により規則的に延長を示す。 角質層は厚くなり、顆粒層が消失する。角質下には好中球の集塊(Munroの微小膿瘍)がみられる。

  • 106

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 水疱性皮膚疾患(水疱性類天疱瘡)

    解説

    表皮下に裂隙が形成されており、臨床的な水疱に合致する。水疱の辺縁部分を生検すると確認が容易である。 水疱内にはフィブリンの析出や好酸球が認められる。好酸球は水疱下にも見出される。

  • 107

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 神経線維腫

    解説

    腫瘍細胞はびまん性の増殖を示すものの、境界は比較的明瞭な膨張性発育を示す。腫瘍内に付属器が取り込まれる形で認められることがある。 繊細な線維性成分とその中に増殖する短紡錘形細胞からなり、毛細血管や肥満細胞(右図矢印)を伴う。

  • 108

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 基底細胞癌

    解説

    基底細胞癌は胎生期の「毛芽」(毛髪などのもと)に類似する細胞からなる悪性腫瘍(枠内)。全皮膚腫瘍の中で最も頻度が高く、日光露出部に発生する。完全摘出すれば予後良好で、転移しないとされる。 表皮に連続して、楕円形に腫大した核を持つN/C比の高い細胞が増殖し、柵状配列が見られる。メラニン色素沈着も腫瘍内外にある。

  • 109

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 扁平上皮癌

    解説

    Clumping cellと呼ばれる多核細胞や異常角化細胞が出現。表皮全層に異型細胞が出現するが、基底層は保たれる。 扁平上皮由来の癌とする所見として、角化と細胞間橋が重要。角化物質がタマネギの割面様にみえる癌真珠(cancer pearl) を形成することもある。

  • 110

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 悪性黒色腫

    解説

    原発巣では表皮内に腫瘍細胞が見出される。通常、腫瘍細胞が、臨床の黒色を反映するメラニン色素を有しており、良性母斑と異なり、深部にまでメラニン色素が見出される。 大小不同の核を持ち、核小体明瞭な異型メラノサイトが増殖。メラニン産生(必須ではない)(矢印)も認める。

  • 111

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 神経芽腫群腫瘍(神経節細胞腫)

    解説

    クロマチンに富む類円形の核を持つ腫瘍細胞が高密度にみられ、核細胞質比は大きい。細胞質の突起である神経細線維が豊富で、部分的にHomer Wright ロゼット(花冠)形成を示す。(円内) 成熟した形態の神経節様細胞(矢印)、神経線維とSchwann細胞を主体とした間質からなり、未熟な腫瘍細胞はみられない。

  • 112

    補足(例文と訳など)

    答え

    • 網膜芽腫

    解説

    網膜(矢頭)との連絡を持ち、核細胞質比の大きい小円形細胞の高密度の増生よりなる(円内)。ロゼット形成が目立つ。 石灰化を伴う白色の腫瘍が眼球の中後部を占める。

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